服部正和 グループ
(糖尿病の病因に関する研究と調査)
写真は第50回日本糖尿病学会近畿地方会
2013年11月23日国立京都国際会議場にて発表
研究内容:
1) 1型糖尿病感受性遺伝子の同定研究、とくにMHC(Major Histocompatibility Complex)-linked type 1 diabetes genes (組織適合抗原) に連鎖した1型糖尿病感受性遺伝子を探している。この遺伝子群は、糖尿病発症の遺伝的要因の中で最も重要な働きを示す (遺伝的要因の43%を占める)。
2) 2型糖尿病に合併した腎症のうち、血液透析に至る腎症感受性遺伝子の同定研究。糖尿病を起こす遺伝子と 腎症を起こす遺伝子は、独立して存在する。高血糖と高血圧は、腎症を悪化させる危険因子である。 全国から2000名のDNA試料を収集し、解析している。
3) 2型糖尿病の二次・三次予防の調査と研究のうち、2型糖尿病未治療例約2000名の経過を観察し、 病態像を明らかにし、予防方法をさがします。
市民への糖尿病啓蒙活動:
DM京都(リーダー:阿部 恵医師)
毎年季節の変わり目に4回、京都ならびに近隣府県市民を対象に、糖尿病の実践講座を開催 している。2005年10月に開始いらい、27回を数えます。ホームページのVideoをご覧ください。 糖尿病のすべてが分かりやすく解説され、 日常生活において、たいへん参考になります。
糖尿病専門家への啓蒙活動:
USA-Japan Meeting on Diabetes Education日米糖尿病会議
日本と米国の糖尿病を専門としている、医師、看護師、栄養士、運動・理学療法士、 心理療法士、薬剤師、臨床検査技師が集まり、日常の経験と最新の情報交換を行い、診療と研究の向上に努める。 第1回は、1998年米国BostonにあるJoslin Diabetes Centerで開催され、第5回は2007年10月20~21日、京都医療センターで開催されました。 ホームページのVideoをご覧ください。
Staff Members:
部長: 服部 正和 (Kyoto)
客員研究員: 大石 まり子 (kyoto)
客員研究員: 古市 義人 (Doshisha)
研究員(大学院生): 知念 良直 (Kyoto)
研究員(大学院生): 中川 嘉苗 (Kyoto Institute of Technology)
研究員: 小島 崇 (Tokyo Institute of Technology)
研究員: 森田 真衣 (Kyoto Gakuen)
研究員: 加藤 隆一 (Nara Institute of Science and Technology)

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